国際協力機構、青年海外協力隊事業とFAOの連携への展望

摘要

2007年2月22日に国連食糧農業機関（FAO）と国際協力機構（JICA）、青年海外協力隊（JOCV）との問で連携のための協定書が署名されました。世界には150を超える開発途上国があり、そこには世界の人口の8割の人が住んでいます。 アジア、アフリカ、中南米など開発途上国の多くは、現在もなお、飢えや病気、人口増加、不十分な教育、環境破壊、紛争などの厳しい現実に直面しています。 こうした問題の根底にあるのが貧困であり、JICAはこのような途上国の貧困を無くすことを大きな目標として掲げています。この目標はFAnの活動とも一致するものです。