機能性と戦略性をちつバウチは今後ち成長を続ける(2) 一硬質容器（ガラス，金属，プラスチック容器）からち目が離せない

摘要

前号では機能性と戦略性をもっパゥチは今後も成長を続け，硬質容器（ガラス，金属，プラスチック容器，紙器）から軟包装への流れが止まらないとして，いくつかの事例を紹介した。これに対して，最近，米国市場を視察された方から，食品売り場で見る限りパゥチへのそれほど大きな流れは見られなかったとのコメントを頂いた。確かに，どの地域で，どの店舗を見学された力、，さらには食品売り場のどこに注目されたかによってその印象は様々である。ドライフ一ズやスナック類，ベ ビーフ—ドではバウチ化は一目瞭然である力5'，ひとたびレトルトバウチに限ってみると，缶詰や無 菌の紙パック，硬質プラスチック容器がずらりと 並び，店舗によってはその存在すら見つけること 力難しい。前回紹介したバウチ入りドレッシング やマヨネーズを確実に手に入れようとすると，店舗周りよりもAmazon.comに注文する方が手つ 取り早い。筆者の定時定点観測地点は，主にフロ リダとシアトルである力人まだまだ旧態依然の品 揃えが多いフロリダに比べて，西海岸の食品の棚 には常に目を見張るものがある。