岐阜県加茂郡東白川村森林組合におけるFSC森林認証制度取得後の動向

摘要

現在、我が国で取得可能な森林認証制度として、世界の森林を対象とするFSCとISO、日本の森林を紆象としたSGECの3つがある。 とくにFSCは国内において2003年10月現在、13件と上記の森林認証制度において最も普及している。 この13件中5件が森林組合を中心としたグループ認証である。 そこで本研究では、このグノレープ認証を取得した岐阜県加茂郡東白川村森林組合について、FSC森林認証の取得過程及び維持審査から考えられる問題を考慮し、この事例を高知県梼原町と比較し、森林組合主導型グループ認証を指向，維持する際の課題を検討する。