21世紀における牧場経営への提案 (受精卵移植応用型）

摘要

繁殖コンサルタント業務（繁殖検診、不妊治 療、超音波診断装置による妊娠鑑定）受精卵関係（採卵、移植、受精卵の凍結）；経膣採卵関係（繁殖不適牛からの経膣採卵、離島での経膣採卵）； ミルク，150日令までのTMR (強化哺育、強 化哺育に適した子牛TMR販売）現場での採卵から受精卵凍結等を処理できるように人工授精所の許可を図1の車の中で取得し、 農家の庭ささきで採卵して受精卵の処理も車内で実 施できるようにした。国内の牛肉の消費動向をみると高度成長以降伸 びてきているが、国内の牛肉生産量は増加していない（図2)。また経営における規模拡大は着実 に進んできている状況で黒毛和牛の繁殖経営は依 然として零細な状況である（図3)。このような 現状の中、平成17年に公表された「食料、農 業、農村基本計画」において、平成27年度にお ける肉用牛の飼養頭数については、全体で348万 頭（うち肉専用種211万頭）と目標設定されたと ころである（表1)。