地域の自立をめざした支援活動

摘要

鳥取県の農業農村整備事業は，戦後の砂丘地の開発を皮切りに順次，平野部から中山間地域へと整備を行い，また集落排水整備も昭和50年代後半から加速的に実施している。 この結果，平成15年度末には水田整備率＝79％，集落排水供用開始率＝75％，農道密度＝90m／haと高くなり，農村地域におけるインフラは一定の整備水準が達成されている。 しかし，現在，農政は大きな転換期を迎えつており，農業農村整備も従来の基盤整備依存型から営農に力点を移した中で，在り方の模索が必要である。