第3回世界水フォーラムにおけるICIDの見解－セッション-

摘要

ICID（国際かんがい排水委員会）は，農業と食料生産のための土地や水管理に関する科学技術の振興に貢献する，世界最大の組織であり，潅漑，排水，洪水の管理に関する応用や手法の開発を推進している。 セッションは，3月19日午後，ICIDのタッテ事務局長の主催で，「農業，食料と水」のテーマの中の一つとして，「食料と農村開発のための水：総合的水資源開発と管理」の名称で行われた。 まず，主催者のタッテ氏が，開催に先立ち「我々の努力は実を結び，いま，ここ京都で，長い間待ち続けた第1フェーズの結果が発表されようとしている」と述べた。