定式と移動式匕一卜ポンプを採用し スプレーギクの周年載培確立

摘要

曽於市は，鹿児島県の東部を形成する大隅半島 の北部に位置し，宮崎県都城市，志布志市，霧島 市，鹿屋市，曽於郡大崎町に接している。北部は 都城盆地，東部は鍔塚山地の一角を成し，南西部 は主にシラス台地を中心とした丘陵地帯が広がつ ている。市内全体が大隅半島北部の内陸部に位置 しており，鹿児島県内の伊佐市とともに海岸線を 有しない市として知られる。小濱健一氏は，曽於市大隅町で秋ギクのスプレーギクを周年栽培している。経営規模は75a(ビニールハウス14楝）で，ヒートポンプをはじ め効果的に電力を活用して年間75万本、 6,000ケー ス（平成23年度）を生産，「JAそお」を通じて 出荷している。就労人員は小濱氏と実弟の誠さん に雇用者5人の計7人。小濱氏はスプレーギクの 栽培を始めて12年あまりになる。