播種後95日から100日程度で収穫できる中早生種「幸よし」

摘要

夏期の早描きによる、低温不足の環境条件下でも、花菅の締まりや形状の安定した品種の育成を目標とした。 弗伐悭攻咯`」の後代より、高温時でも花菅形状が崩れず、ドーム型の系統を選抜した。 一方「みよ緑3号」の後代より、立性で茎が太く、花菅色が鮮緑色で締まりのよい中生系統を固定した。 そして、この両親の一代交配種を、各産地で栽培した特性を調査したところ、ほぼ育種目標にかなう結果を得ることができたので、2000年に新品種として発表した。