林業リテラシー:カッパ

摘要

読者の皆さんが現場で日常的に使用する「カッパ」。降雨、降雪時の仕事は気が重いものだが、カッパの選択によってはもつと快適になるかもしれない。 今回はカッパについて、岐阜巣郡上市のNPO法人W00dsman WOrkshOp代表、水野雅夫さんに、現場での視点をもとに伺った。 快適なカッパはなぜ必要なのだろう。 「疲れ方が違ってきますよね。 カッパの通気性が悪いと、熱が篭もることに守る身体的疲労だけでなく、蒸れ、べたつきによる不快感が集中力に影響します。 冬も衣服内の湿気を絶えず逃がさないと、汗で体が濡れ、気化する時に冷えてしまいます。 こうしたストレスは集中力を切らし、危険につながります」。