研究室訪問シリーズ（11) 一岐阜大学応用生物科学部森林生態学研究室（森林分子生態学分野）一

摘要

私たちの研究室（森林生態学研究室森林分子生態学分野）がスタートした平成16年3月は，岐阜大学農 学部が改組され，応用生物禾样部として新しい歴史を 刻もうとしていた時期である。応用生物科学部は，生 物学を基礎として，農林7れ産業だけでなく広く生物系 産業全般に貢献する教育研究を行うことを目的とし, 食品生命科学課程（平成23年度より応用生命科学課 程に改称)，生産環境科学課程および獣医学課程の3 つの課程（学科に相当）より構成さている。森林生態 ，究室は生産環境科学課程の生態環境科学コースに 属する。生産環境禾样課程には，環境生態科学コース の他，応用植物科学コース，応用動物科学コースがあ る。改組による教育研究asの変化と定員削減に柔軟 に対応するため，教授，准教授，助教が揃ってする従来の研究室のようなは存在しない。個々の教 員が独立して研究室を運営しているが，教育'研究の効率化をはかるため，複数の教員が緩やかな形で協力 する体制が取られている。森林生態，究室は，炭素 循環や森林動態の銷斤を専門とする小見山章教授（理 事，副学長)，環境要因と樹木の分布や成長との関連 性の解明を専門とする加,吾助教,樹木の分子生態 学と生理生態学分野を担当する向井の3名が協力して 運営している。平成20年8月からはこの3名に森林 動物管理学の安藤正規助教カ珈ゎり，合計4名の教員 で学生の教育あたっている。