けんな畑でがぃなミカンづくり

摘要

わが国のカンキッ産業を取り巻く環境は国際化が進展し、流通機構および消費者ニーズは変革期を迎えている。一方、産地においては隔年結果是正一基盤整備、担い手不足、省力化対策等の課題を抱えており、魅力あるカンキッ産地の確立が急がれている。 そのようななか、全図の生産者が一同に会し研究大会と産地視察を通じて、「消費者に愛される国産果実づくりとらくらくカンキッ経営の道を探る」ことを目的に、第四六回カンキッ研究大会が開催された。 この研究大会の研究討議で愛嬢県代表として南予同志会の新田正知会長(愛媛県果樹研究同志会副会長）が、南予同志会を通じて地域のカンキッ産地の振興、発展への実践をテーマに発表を行なった。 その研究発表の一部を紹介してみたい。