病虫害

摘要

今月はガラス室ブドウ（コールマン），カキ，ミカン（早生種），ナシ（新高，ヤーリー）などが収穫期に入ります。本年の仕上げの防除や翌年への病害虫の越冬量を左右する防除時期となります。せん孔細菌病：本年はこれまで平年よりやや少ない発生で推移しています。10月中旬頃までに枝の皮目や落葉痕部に感染が起こると潜伏して翌春への伝染源となります。この時期に台風が来たり風雨が多いと伝染源量が増加しますので，常発地や今年多発した園では先月下旬に引き続き今月上旬にもICボルドー412の50倍液または4－12式ボルドー液を散布します。