清水白桃の着果管理事例:「袋掛けを遅らせ高品質安定生産」

摘要

一宮地域は，モモと温室ブドウの産地であを），両方を観み合わせた栽培体系が主体となっています。 モモの主力品種は，清水白桃であり出荷量で全体の6～7割を占めています。 ところが,清水白桃は生理的落果が起きやすく，年によっては出荷量不足による贈答用モモ不足，価格高騰などを引き起こすことがあります。 このため，核割れによる生理的落果を防ぐ対策が重点課題となっていますが，現在の栽培体系の中では，なかなか受け入れてもらえないのが現実です。