和歌山県農林水産総合技術センター畜産試験場

摘要

当場は紀伊半島の南西部で和歌山県の内でも南の地域、いわゆる紀南地方と呼ばれている地域に位置し、本州最南端の潮岬と南紀白浜の中間にある県立自然公園「枯木灘」を望む黒潮の海と急峻な山との間に挟まれた谷あいにあり、平成7年に完成した「くろしお牧場」からは水平線が円弧に措く雄大な太平洋が一望出来ます。　本県の農業産出額は約1，100億円（H18年統計）で特徴としてはみかん、うめ、かきといった果実が675億円（61．6％）と半分以上を占め、畜産は59億円（5．4％）となっています。また、畜産産出額の内でも約7割近くが鶏産出額で占められています。