お産も安心「ヘルパー料金の半額を助成」－標津町農協の酪農ヘルパー事業の取組み－

摘要

北海道標津町農協の酪農ヘルパー制度発足の経過を紹介する。 昭和五〇年三月に農協青年部を中心に「ヘルパーの会」　 （利用組合方式）で発足，稼動した。この根釧地域では最も早く酪農ヘルパー事業がスタートした。 昭和五九年四月に酪農ヘルパーを農協事業として運営し現在にいたっている。 北海道においては利用組合運営が大半で、農協運営の酪農ヘルパーは数少ない状況にある。 標津町農協は、組合員数約二〇〇戸、乳牛総飼養頭数一万九〇〇〇頭八年度の出荷乳量は七万五〇〇〇t、一戸当りの平均飼養頭約一〇〇頭で、平均出荷乳量は四〇〇t弱の規模である。