情報記録，入出力などの減少分を太陽電池がカバーレーザー加工分野の盛り返しなど13年度は微増予測

摘要

光産業技術振興協会によると，2012年度の光産業国内出荷額見込みは15．7兆円（日系各社の合計で海外勢は含まない。以下同じ），前年比横ばい（0．2％増）になりそうだ。情報記録，入出力など多くの分野がマイナス成長するものの，減少分は太陽光発電分野の急伸にカバーされる公算が大きい。太陽電池の好調で同年度の国内生産額も7．1兆円，同比3％増を見込む。一方，13年度は同電池の堅調推移，12年度に落ち込んだレーザー加工分野の盛り返しで出荷が微増，生産は横ばいキープと予測する。