"はつゆき"型の代替として計画された汎用護衛艦で,1番艦が平成24年3月,2番艦が去る3月に就役し,3,4番艦も建造中である。"たかなみ"型の拡大改良型で,上構の形状を見直し,塔型マストを採用したことにより,"たかなみ"型に比してステルス性を意識した外観となった。運用面ではFCS-3A多機能レーダー(短SAMシステム3型A)と射程約50キロの発展型シー•スパロー短SAM(ESSM)の組合せによって,限定的な艦隊防空(僚艦防空:Local Area Defense)を担当する。なお2番艦以降は07式アスロックSUM(07式VLA)の採用を含むASWシステムの改良に伴い,基準排水量が5,100トンとなった。
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