アルジェリア海軍向け「MEKO A-200」フリゲイト1番艦が進水

摘要

去る12月5日，アルジェリア海軍のMEKO A-200型フリゲイトの1番艦が，ドイツのアブダビMARキール造船所で進水した。写真はいずれも同日の撮影。本艦はアルジェリアが独ティッセン•クルップ•マリン•システムズ社に発注した同型2隻中の1隻で,就役は2016年の予定。基本デザインは2006~07年に同型4隻が就役した南アフリカ海軍のアマトラAmatola級(MEKO A-200 SANS)と共通だが，SSMをスウェーデン製のRBS15 Mk3(南アフリカ艦はエグゾセMM40),備砲を127ミリ単装砲（同76ミリ単装砲）とするなど，MEK0シリーズの特徴である兵装選択の柔軟性が発揮されている。満載排水量3,648トン，全長121メートル，幅16.4メートル，吃水6.2メートル，主機CODAG(ガスタービン1基，ディーゼル2基），ウォータージェット1基，スクリュー2基,速力28ノットで，兵装はRBS15 Mk3 SSM4連装発射筒2基，ウムコントゥ短SAM用VLSI基（16セル）,127ミリ単装砲1基，連装短魚雷発射管2基，リンクス•ヘリコプター2機。