太平洋戦争喪われた日本船舶の記録

摘要

太平洋戦争においては商船，漁船など日本籍の民間船rn約7，000隻が戦火により失われ，6万辛－を越える船員がrn船と運命を共にしたといわれる。rnそれらのうち100総トン以上の鋼船約2，600隻の末路rnについては，故駒宵真七郎氏の著作「戦時船舶史」などrnいくつかの文献が上梓されているが，本書はその範囲をrn100総トンより小さい各種船舶の一部にまで広げ，それrnぞれの終末などをrn記したもので，著rn者の宮本氏は，昭rn和20年に海軍経rn理学校を卒業後，rn三井船舶を経て国rn連貿易開発会議のrn海運部で発展途上rn国の振興などに尽rn力した海運問題のrnエキスパートであrnる。