日本経済再生論: ディスラプティブ•イノべーシヨンの道

摘要

本書は、混迷する日本の産業界が今後何をすればよいかについて明確に方向を語った秀著である。まず分析はなぜ日本の半導体業界がかつての世界トツプの座から業界全体が崩壊する危機に立ち至ったかを追っている。一言で言えばメインフレームからパソコン、そしてスマートフォンに至るコンピュータの大きな傾向変化に、半導体産業として全然対応できなかったということである。