金属プレス業向けクラウド型生産管理システムをJMSAが日立システムズとの協業により提供

摘要

日本金属プレス工業協会（JMSA）と日立システムズが協業し、金属プレス業界に特化した生産管理システム「JMSAクラウド型生産管理システム」の提供を開始した。製品は、日立システムズの「FutureStage金属加工業向け生産•販売管理システム」、「FutureStage自動車部品業向け生産·販売管理システム」をベースに構築したシステム。切断寸法、単重などの諸元やプレスショットの履歴管理、金型管理、自動車の部品製造で一般化している3ヵ月内示など、金属プレス業に必要な機能を搭載。原価管理や生産計画など、同業界が"弱点"としてきた戦略的な生産管理にも対応する。インターネットを介したクラウドサービスで提供するため、初期費用が安価で導入しやすく、BCP（事業継続計画）対策にもなる。JMSAが広報活動を担当。システムの販売や操作教育などを日立システムズが担当し、JMSAの会員企業に普及させていく考えだ。