川崎市も“水輸出”参入：海外展開拡大へ

摘要

川崎市の阿部孝夫市長は8月24日に会見し，オーストラリアの西オーストラリア州へ工業用の水資源等を海上輸送するプロジェクトに参加することを表明した。同市に大規模事業場をもつ大手鉄鋼会社は同州より鉄鉱石を輸入しており，水処理不要の使用ずみ工業用水を運搬船でバラスト水として輸送する。同市は，まず実施可能性調査（FS）に着手する。なお，現在，同国のクイーンズランド州においても官民連携の「省水型・環境調和型水循環プロジェクト」を進めている。