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摘要

山形県は，7月18日と22日の2回にわたる豪雨によって同県村山広域水道の西川净水場が送水停止となった件について，対策検証を行なう検討委員会を設置する。7月29日の記者会見において，同県の吉村美栄子知事が明らかにした。今回の事故では，山形市が緊急的に自己水源を確保して送水量の相互融通を図った他，(公)日本水道協会の支部等による広域給水支援体制が効果を発揮しており，このような県や市町間の危機管理体制についても検討がなされる。委員会では，今回の給水停止に至った経緯·要因等の検証を行なう他，浄水能力の強化策ゃ受水市町間の水道水の融通調整方法など，ハード·ソフト両面から，今後の対応策を検討する。