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摘要

環境省は12月14日に2015年度初の淡水魚保全のための検討会を開き，河川や水田，ため池などに生息する固有の淡水魚の多くが絶滅の危機にさらされているとして，保全をよびかける提言の骨子を示した。今回示された骨子では，対象を「二次的自然をおもな生息環境とする純淡水魚」と明確にし，生息地別に保全•再生に効果的な手法を提示した。関係省庁が話し合う場としてのプラットフォームを設置することも明記されている。また，会議では同省の「つなげよう，支えよう森里川海」プロジェクトで今回の提言が生かされる可能性が指摘された。