アフリカの浄水場向けにセラミック膜ろ過装置を納入

摘要

メタウォーター㈱は3月31日，ノルウェーのInrigoASより，アフリカのカメルーンで新たに建設される浄水場向けセラミック膜ろ過装置を受注したと発表した。これは，ノルウェーの輸出信用機関Export Credit Norwayの融資制度を利用 した事業で，カメルーンの水道公社Cameroon Water Utilities CorporationとInrigo社ガ結んだ浄水場建設工事契約をもとにしたものである。同社がInrigo社に提供するのはセラミック膜ろ過装置で，新たに建設される2つの浄水場（総処理水量：17,140m3/d)によって，現在と比べ約3倍の造水能力を確保することが可能となるとしている。納入は本年9月の予定である。Inrigo社へのセラミック膜ろ過装置の供給は，2011年にノルウェーの ヴアンビカン浄水場向けに納入したものに続く2例目となる。