墨滴

摘要

今月12日からJR西日本の新たな長距離列車「WES T EXPRESS(ウェス卜ェクスプレス)銀河」の山陽コースでの運転がスタートした。来年3月11日までの期間、東海道線大阪I山陽線下関間を昼行列車として週2住復程度走る「銀河」は117系電車を改造した6両編成。座席はリクライニングシート、横になれるノビノピ座席、グリーン個室などさまざま。4号車は車内全体がプリIスぺースの車両だ。9月11日にデビュー、11月下旬までは山陰コース(京都·大阪—出雲市間)で夜行列車として運転。途中停車駅での地元関係者によるおもてなしも、乗客から好評を博した今回の山陽コースでは、下りの福山駅、上りの柳井、倉敷駅でおもてなしがある。福山駅ではいつたh改札を出て、目の前の福山城の説明を同城博物館友の会関係者から聞くことができる企画もさらに一部区間の車内では、地域特産品の販売や地酒の試飲.販売などが実施されている。これらは乗客の旅に楽しさの要素を加えるだけでなく、沿線の人々の営み、文化などに思いをはせるきつかけにもなつてくれるのではないか来年春は山陰コースで夜行列車、夏—秋は京都—紀勢線新宮間で夜行·昼行列車として運転されることも決まつた。地域の魅力を発信し、次の旅にいざなう列車として大いに活躍してほしい。