JR3社が20年度事業計画競争力、関連事業、コストに重点

摘要

JR北海道は3月31日、2020年度事業計画を発表した。当期純損益は24億円の赤字を見込むが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を含めておらず、赤字幅は大幅に膨らむ見通し。本社で会見した島田修社長はコロナによる減収が4〜6月は83億円に上ると予想。3月までの影響額47億円を加えると130億円に跳ね上がる。これにホテルや商業施設などの減収分を含めたグループ全体では195億円。コロナの影響を反映した19年度連結決算は当期純損益で21億円の赤字が見込まれ、当初予想の21億円の黒字から一転して4年連続の赤字が確実となった。