自然災害反動で増収増益JR貨物が中間決算

摘要

JR貨物は14日、2020年3月期中間決算を発表した。「平成30年7月豪雨」など昨年相次いだ自然災害の反動と、昨年10月に実施した基本運賃改定効果などから増収となり、営業利益、経常利益とも増益に。中間純損益は、前期に災害による損失21億円を特別損失に計上した反動などから黒字に転換した。単体の鉄道事業では、事業別開示を開始した07年3月期以来、中間決算で初の営業黒字を確保した。通期の業績予想は、10月の台風19号などの水害による影響を織り込み、連結経常利益を除き下方修正している。