道産ジャガイモ、タマネギを本州へJR貨物、野菜の鉄道輸送

摘要

北海道産野菜の秋の収穫シーズンも間もなく終わる時期。JR貨物のコンテナ列車による輸送シェアが高い本州向けのジャガイモ、タマネギは今シーズン、育成は良好、出荷も順調でピークをほぼ乗り切つた。ジャガイモの39%、タマネギの63%が鉄道貨物による輸送で、特にジャガイモは9月中旬から約1カ月間、根室線帯広貨物-高崎線熊谷貨物ターミナル間で臨時「馬鈴薯専用列車」も運転。道産野菜輸送のライフラインとして重要な役目を担っている。今月初旬、ジャガイモの収穫•出荷拠点である十勝地方の帯広貨物駅と士幌町農業協同組合を訪れ、最盛期を迎えた出荷現場の様子を見た。