海外旅行は旅行会社で手配してもらろ。基本のパッケージ商品に、どんなォプシヨンを付けるか。最終決定には現地を熟知する販売員のアドバイスが欠かせず、いつも頼りにしている▼加えて、生の声も貴重な情報源。そこでッァー初日か早い段階に、ォプシヨンでバス巿内観光を入れる。添乗員から得た知識を踏まえ後日、ガイドブックを手に自力で街を徘徊(はいかい)しょろといろ訳だ▼京浜急行電鉄が先月下旬から、「KEIKYU OPEN Top Bus横浜」の運行を開始した。市内を周遊し、ベイエリアを往復。屋根のない2階建てならではの景観が売りで、首都高からペイプリッジを見上げたり、橋から横浜港を俯瞰(ふかん)するなど普段とは違ろ視点で各所を観光できる▼バスガイドも添乗。知っているつもりだつた市街地にも新しい発見があった。五重塔をモチーフにデザインされた神奈川県庁舎。馬車専用の発着所があったことから名付けられた馬車道通り。「ガイドさんがいて1800円はお安い」とは試乗した林文子横浜市長。降りた後、もろ一度、自分の足でコースの一部をたどつてみた▼バスで並木道を走つたのはソメイヨシノが散った後だったが、芽吹き始めた枝葉が目の前に降り注いできた。車高約4メー卜ルの開放感ある造りならではの体感。来春も乗りに来たいと思ろ瞬間だつた。今度は桜のトンネルをくぐりに。
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