石川県立大学生物資源環境学部食品科学科食品分析学研究室

摘要

石川県立大学は石川県野々市市に石川県農業短期大学を前身として2005年に設置された公立大学である.生物資源環境学部に生産科学科，環境科学科，食品科学科の3つの学科を有し，「バイオ•環境•食をキーワードに持続可能な社会の創造を目指すこと」を基本理念とし，自然環境との調和をはかりながら持続的に生物資源を有効活用するための教育•研究を行っている.石川県は三方を海，一方を高い山に囲まれた日本でも独特の地形を有しており，海の幸から山の幸までの豊かな資源，かぶら寿司などの独自の発酵食品，世界農業遺産である「能登の里山里海」など生物資源の研究を行うのに最適な土地であると言っても過言ではない.