需給•経済系のマネジメント法 第4回 ERP/SCM,経済系およびGDPのマネジメント化

摘要

社会の需給.経済系問題においては，いわゆる需給ギヤップ(需要と供給のバランス)がクリティカルである。このギャップは，過去の経験では負(デフレ)になったり，正(インフレ)になったりと，周期的に繰り返す景気(在庫)循環サイクル(性)として知られている。しかし，近年においては，この経済の自律性が変調をきたしてきている。グローバル(閉システム)な枠組み(規制)の中で，過去とは異質な需給•経済系に移行しつつある(新自由主義サイクルなど)。この現象は，巿場社会における需給•経済系のGDP(国民総資産)が，マネジメント下に入ってきているとも考えられる。最終回は，広義の需給の視点から，社会の需給•経済系の構成単位であるュニットとして，製販企業系からERP/SCM,企業•世帯等(個体)とその経済チェーンのメジアン•コントロール，GDPマネジメント問題(限界価値の)などを考えている。