トルク計測を加えた新しいスウェーデン式試験法(SDS試験法)

摘要

スクリュードライバーサウンディング(以下，SDS法という)は，東京都市大学末政直晃教授が塑性論アナロジーモデルをスウェーデン式サウンディング試験法(以下，SWS法という)に応用した研究結果を実用化したものである。2006年より5年間基礎研究を行い，2011年より商品化した。戸建住宅用のSWS法に代わる新たな地盤調査法として順調に使用実績を伸ばしており，今では全国で300台のSDS機が稼働している。2015年度は毎月4000戸，年間約5万戸の住宅でSDS法を用いた地盤調査を実施している。