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海洋におけるケイ酸の化学種と珪藻による利用

机译:海洋中硅酸种类和硅藻的利用

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摘要

地球表面において,ケイ素は大部分,ケイ酸(シリカ)という形で存在していることはご存知の方が多いであろう。海洋における栄養塩は,ケイ素,リン,窒素であることも,地球科学や環境科学に携わっている人は理解されているかと思う。では,海水中でケィ酸はどういう化学形をしているのか,という問いをするとき,SiO_2,Si(OH)_4と書かれる方が多いのではないかと思う。このような溶液中の溶存元素の化学形態別分析は,過去からさまざまな取り組みが行われてきた。今でも,化学平衡の計算から,また,ケイ酸の濃度が極めて低いので,海水中ではSi(OH)_4として存在しているのではないか,と考えている研究者も多い。コロイドの場合,コロイダルシリカとして,内側がSiO_2,表面がSi-O-Hとなっていると表現されていることに,疑問を抱かないのに,海水の場合には,Si(OH)_4としてよいのであろうか。溶液中のケイ酸のスぺシエーションを行い,シリカ化学種をこれまで実際に明らかにした報告はなかった。なぜならば,海洋中のケイ酸の濃度は数μmol•L~(-1)から数百μmol•L~(-1)であり,天然の水を見てみても,せいぜい2mmol•L~(-1)までしか天然の水ではケイ酸は溶解しない。しかし,この濃度が高いと感じるか,低いと感じるかはともかく,比較的高濃度のケイ酸のスぺシエーションを行うために,さまざまな工夫がこれまでになされてきた。以前は,化学種を仮定したうえでの化学平衡計算で化学種を求めていた。1950年代には,光分光法による平均分子量の測定や,凝固点降下などによって溶存形態の分子量測定がなされてきた。1970年代に入り,シラノール基(Si-OH)のトリメチルシラン化によって,定量がなされた報告もある。またIRによるシラノール基の定量も試みられている。1980年代になると,~(29)Si-NMRによる,シリカゲルの溶存状態に関する研究がなされてきた。ケイ酸をNMRで測定するためには~(29)Si-NMRによる測定が必要になるが,~(28)Siの天然同位体比が92.23%.~(29)Siが4.67%であるので,存在するケイ素の5%しか測定できないことになる。ゲイ素の状態分析のためには,その点でもNMR本来の感度に加えて,高濃度が必要になる。1985年にHarrisらは,0.1mol•L~(-1)オーダーの濃度の溶液(ケイ酸を溶解させるために,シリカゲルを水酸化カリウム(KOH)によって溶解させた溶液を用いている)を対象として,~(29)Si-NMRを用いて測定し,シミュレーション計算によっていくつかのケイ酸の化学種(ここで,ケイ酸のスぺシエーションをシリカ化学種と呼ぶことにする)を同定した。この報告があるにもかかわらず,溶液(天然水)中のシリカ化学種の同定に用いられなかったのは,ケイ酸の濃度があまりに高く,天然の水に適応するには現実的でないと判断されたと考えている。
机译:如您所知,大多数硅以硅酸(二氧化硅)的形式存在于地球表面。海洋中的营养物质是硅,磷和氮,我认为涉及地球科学和环境科学的人都知道。然后,当我们询问海水中的酸的化学形式时,我认为它通常写为SiO_2或Si(OH)_4。已经进行了各种努力来通过化学形式来分析这种溶液中溶解元素的化学形式。即使现在,从化学平衡的计算来看,许多研究人员仍想知道,由于硅酸的浓度极低,它是否可能以Si(OH)_4的形式存在于海水中。在胶体的情况下,胶体二氧化硅表示为内部具有SiO 2且表面具有Si-OH,但是毫无疑问,在海水的情况下,Si(OH)_4是可接受的。啊?迄今为止,尚无关于通过溶液中硅酸的形态对二氧化硅物种进行实际形态鉴定的报道。这是因为海洋中硅酸的浓度为几微摩尔•L〜(-1)到几百微摩尔•L〜(-1),即使看着天然水,其浓度也最高为2 mmol•L〜(-最多1)天然水可以溶解硅酸。然而,不管该浓度是高还是低,迄今为止已经做出各种努力以推测相对高浓度的硅酸。以前,化学物种是基于化学物种的假设通过化学平衡计算来计算的。在1950年代,通过光谱法测量了平均分子量,并通过降低凝固点来测量了溶解形式的分子量。在1970年代,据报道通过硅烷醇基(Si-OH)的三甲基硅化进行定量。还尝试通过IR来定量硅烷醇基团。在1980年代,通过〜(29)Si-NMR对硅胶的溶解状态进行了研究。通过NMR测定硅酸需要〜(29)Si-NMR,但是〜(28)Si的天然同位素率为92.23%。〜(29)Si为4.67%。 ,只能测量现有硅的5%。为了分析同性恋元素的状态,除了NMR的原始灵敏度外,还需要高浓度。 1985年,Harris等人将目标溶液的浓度定为0.1 mol•L〜(-1)(使用溶解有氢氧化钾(KOH)的硅胶溶液溶解硅酸)。结果,我们通过〜(29)Si-NMR进行了测量,并通过模拟计算确定了一些硅酸的化学物种(此处,硅酸的形态称为二氧化硅物种)。尽管有此报告,但由于硅酸的浓度过高而无法应用于天然水,因此仍被认为未用于鉴定溶液(天然水)中的二氧化硅种类。我认为已经完成了。

著录项

  • 来源
    《水環境学会誌》 |2014年第10期|362-367|共6页
  • 作者

    田中美穗;

  • 作者单位
  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 jpn
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