古米弘明氏は,長年にわたり,一貫して本会の発展に多大な尽力をされた。1999年から4年間総務担当および財務担当理事として,支部会計の内部化や,支部活動積立金の設立などにより,支部における財務管理の適正化.明確化を行うなど,重要な役割を果たされた。その後も理事として,さらに2009年から2015年まで副会長,20ほ年から2017年まで会長として,組織の拡充,学会活動の活性化,運営基盤の強化など,本会の発展に大きく貢献された。とくに,東京で開催されたIWAアジア太平洋地域会議や,その成果を受けてのJapan National Young Water Professionalの創設への貢献,大韓環境工学会との交流や連携の強化,さらには国際連携会員の創設などを通じて.学会の国際力強化に尽力された。現在も,顧問として本会の運営に指導•助言をされている。また,IWAの運営を司るBoard of Directorのメンバーとして活躍されるとともに,IWAの日本国内委員会の委員長として,学会の国際的な活動をひきつづき牽引されている。2018年に東京で開催されるIWA世界大会では,招致に大きく貢献され,大会実行委員長の重責を担われている。
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