キャリア教育支援： いま、業界が悲鳴を上げている

摘要

電気を守る人材が不足する懸念が高まっている。経済産業省によると、第一種電気工事土が2020年前半に2万人、2045年には第二種電気工事土が3千人、第三種電気主任技術者で4千人もの人材が不足するとしている。特に、電験三種は業務ビルの増加と人材の供給減少により、2020年ごろから徐々に不足するという。原因の1つとして、技術者の供給源となる工業高校や養成施設が減少し、これら教育機関からの入職率が約15%にとどまっていることが挙げられている。こうは言われるものの、実際の教育現場では何が起こっているのか。教育現場のリアルな現状を伝えてもらった。