下水道用塩ビ管路の耐震化のポイント

摘要

下水道用硬質塩化ビニル管は、埋設基礎材およrnび施工の確実性、ゴム輪形接合管路の採用、可とrnうマンホール継手の採用等で、耐震管路としてのrn性能が確認されている。しかし、当然ではあるが、rn施工において基礎部や埋戻し部の締固めが不十分rnだったり、地震等において地盤変動があったりすrnると、地震が管路に与える影響は大きくなる。今rn回の東日本大震災においても、マスやマンホールrn部分と管路の乖離により、管路内に噴砂が入り込rnんでの管路使用不能の他に、接合部の抜けによるrn管路被害があったと聞いている。ここに、改めて、rn管の耐震設計の他に耐震埋設基礎構造の設計が重rn要であることを考えたい。