東亜グラウト工業、新潟県十日町市で管路内設置型熱回収技術実証実験

摘要

東亜グラウト工業㈱は、新潟県十日町市で、老朽管路の更生工事と同時に下水から熱を回収し、近隣施設の空調に利用する管路内設置型熱回収技術「ヒートライナー工法」の実証実験を進めているが、同工法による施設建設工事が完了し、実運用に向けての研究段階に入ったことを受けて2月4日、熱需要先となる同市下川原町1地内の市立西保育園において施設見学会を開催した。実証実験は、平成25年度に国土交通省の支援を受け、計画を策定し、26年度にスタートしているもので、市内φ800mmの小口径管にヒートライナ一(熱交換マット)を敷設し、下水熱を回収ヒートボンプを使って西保育園事務室の空調用として供給する。