アイシン精機 東京に設計開発拠点 北九州には要素技術拠点

摘要

アイシン精機㈱(愛知県刈谷巿朝日町2-1、0566-24-8441)は、東京に半導体の設計•開発を行う拠点を設置すると発表した。自動車部品用半導体の開発機能を強化し、関東地域における人材獲得の促進も目指す。また、北九州市には安心安全分野の要素技術を開発する拠点も設ける。東京の半導体設計•開発拠点は、10月にアイシン精機三田オフィス(東京都港区)内に設ける。電子ポンプやパワースライドドアなどをスマート化していくための半導体設計やデバイス開発に取り組む。人員は15年度末に15人、20年度末に50人の規模を見込む。北九州の要素技術開発拠点は、12月に北九州学術研究都市 技術開発交流センター(北九州市若松区)内に設ける。安心安全分野に関連する画像認識や空間認識、車両制御などに関する要素技術を開発する。学術研究都市内の大学•研究機関や企業との共同開発促進も図っていく。人員は15年度末に30人、20年度末に100人を見込む。