パソコン出荷台数16年は6%減5年連続減少ガートナー調べ

摘要

米ガートナー(日本法人=東京都港区愛宕2-5-1、03-6430-1800)は、2016年のパソコン出荷台数が前年比6•2%減の2億6970万台になったと発表した。パソコン市場は5年連続で減少したことになる。パソコン購人動機の根本的な変化から、従来見られたような年末商戦の盛り上がりはなかったとしている。2 in 1や薄型軽量ノートブック、バッテリーの長寿命化などの技術改良はあるものの、市場を活性化するほどの材料にはならなかった。また、スマートフォンの登場に伴い、パソコンへの依存度が低下したことで、買い替えサイクルの長期も市場縮小を招いている要因の1つだという。