19年上期は市況が低迷市場の不透明感は続く

摘要

2019年度の主要ボンディング装置メーカーの業績は、装置ラインアップや注力分野によつて違いはあるが、多くのメーカーがマイナスとなっている。ワイヤーボンダーのリーディングサプライャーであるK&Sの19年4～6月期売上高は前年同期比23%減/前四半期比9%増となった。前四半期比で18年7～9月期から3四半期連続のマイナスだったが、ようやく回復基調に転じた。LED分野に強いェーエスエム·アツゼンブリー•テクノロジーも、4～6月期売上高は前年同期比43%減/前四半期比5%増となり、1～3月期を底に回復基調となつた。また、国内メーカーでも芝浦メカトロニクスは4～6月期の後工程装置事業が前年同期比で減収減益となった。