電子デバイス天気予報局地的に大荒れの天気メモリーは価格下落局面

摘要

2019年の電子デバイス業界は局地的に大荒れの空模様となるなど、業界全体で晴天続きを望むことは難しそうだ。これまで約2年にわたって好調を維持してきたメモリIは、NAN Dが18年初頭からいち早く価格下落の局面に入り始めたことに加え、DRAMも18年末からいよいよ価格下落に転じた。ディスプレー業界も液晶、有機ELともに厳しい事業環境が続く。一方で、CMOSイメージセンサー (CIS)や。ハワーデバイス、電子部品分野ではMLCC(積層セラミックコンデンサー)業界が気を吐くなど、荒れ模様のなかでも、力強い伸びを見せそうな業界も存在する。波乱含みの19年市場を展望する。