海洋資源調查技術を確立し、日本の技術•手法の標準化ヘ

摘要

領海を含めた日本の排他的経済水域（EEZ）は国土面積の12倍にあたり、鉱物資源が存在することが確認されている。ただ、それらの資源を効率的に調査する技術は開発されていない。内閣府の総合科学技術•イノベーション会議(CSTI)による「戦略的イノべーション創造プログラム（SIP）」の課題の一つである「次世代海洋資源調査技術（海のジパング計画）」では、将来の日本周辺での海洋資源開発に向け、2018年度までに海洋資源調査産業を創出することを出口戦略に設定している。同計画全体を取りまとめている海洋研究開発機構（JAMSTEC）の堀田平理事に、同計画の実施体制と課題、将来の展開に向けた期待についてインタビューした。