特殊詐欺など不正送金を自動検知

摘要

情報通信研究機構(NICT)サイバーセキュリティ研究所のセキュリティ基盤研究室は、独自開発したプライバシー保護深層学習技術「Deepprotect」を利用し、神戸大学、エルテスと共に、いま大きな社会問題となっている特殊詐欺などによる不正送金の自動検知を目指し、データ利活用とプライバシー保護が両立できる「プライバシー保護深層学習技術」の研究開発と実用性検証に取り組んでいる。5月19日、NICTは不正送金自動検知の精度向上に向けて、既に連携してデータ解析を進めてきた千葉銀行に加え、三菱UFJ銀行、中国銀行、三井住友信託銀行、伊予銀行が実証実験に参加し、ォープンイノべーションによる実施体制を構築したと発表した。