2大施設停止の逆境下 新たな発想期待 中性子科学の総力いまこそ結集して

摘要

日本中性子科学会第13回年会が平成25年12月12、13日の2日間、東京大学柏キャンパスに隣接する千葉県立柏の葉公園内にある、さわやかちば県民プラザにて開催されます。柏の葉公園は柏の葉公園総合競技場、柏レイソルのホームスタジアム、茶室を備えた日本庭園、コミュニティー体育館などを擁し、市民の憩いの場としていつも賑わっています。東京大学が年会を担当するのは2003年の第3回年会に続いて2回目です。前回は日本原子力研究所がある茨城県東海村で開催し、研究者による研究者のための学会という色彩が強いものでした。今回は、ベッドタウンの中にある学園都市での開催であり、年会の翌日に同じ会場で予定している中性子料学会主催の市民公開講座「中性子ビームがものづくりと医療を変える！」も視野にいれ、開かれた中性子科学を標榜した年会です。