創傷治癒で重要な役割果たすスイッチ

摘要

創傷治癒の際に起こる単一転写産物からのマイクロRNA-198とFETL1の"シーソー型"発現について、シンガボール科学技術研究庁医学生物学研究所のG.M.Sundaram博士らが報告している。(ネイチャー7439転写後に働く遺伝子切り替えスイッチは、融通性のあるエフェクターとして遺伝子発現を動的に変化させる。シンガポールの科学者らはこのほど、単一の転写産物からの2種類の遺伝子産物について、空間•時間的にどちらか1つだけを発現させるように指令する新しい転写後スイッチを明らかにした。