IT·情報通信 動静

摘要

総務省は、市場に出回っている免許不要の無線設備について、「微弱」を超える恐れのあるものを試買テストして、その結果を公表するなどの取り組みを今年度から開始することにした。微弱電波と称し、無線免許不要な無線設備として販売しているにもかかわらず、実際には微弱の範囲を超え、総務大臣の免許が必要な無線設備が多数流通しており、他の無線局に混信障害などを与える事例が発生している。今回、総務省ではそうした機器の流通を抑制するため、一般消費者が誤ってそのような機器を購入•使用しないよう、微弱範囲を超える恐れのある無線設備の試買テストを行うことにした。テストは1機種について2台を購入して実施する。