世界初の2in1方式プローブ 新ポケット型超音波診断装置

摘要

GEヘルスケア•ジャパンは、1本のプロープの両端に深部臓器と表在臓器の両方を描出できる、2つの探触子を搭載した2inl方式プローブの新ポケット型超音波診断装置「Vscan Dual Probe(ヴィースキャン•デュアル•プローブ)」=写真=を発売した。これは、救急や在宅診療など多くの医療現場で使われているポケット型超音波診断装置「Vscanl•2」の上位機種。2in1方式プローブ採用の超音波診断装置は世界初だ。「Vscan」は、2014年5月末で2700台を超える国内販売績を誇っているが、2011年3月11日発生の東日本大震災では「Vscan」を携えた医師が被災地に赴き、妊婦や疾患を抱えた患者を含め避難所で不安を感じていた多く人たちの医療活動に役立てられた。そうした実際の臨床現場での使用経験の中から、表在臓器も描出可能なプローブを求める声が多く寄せられていた。今回の新製品は、そうした要望に応えたものである。