伝送速度20Gbps三菱電機が確認 5G向け新マルチビーム多重技術 現行4Gの約60倍高速

摘要

三菱電機は、次の第5世代移動通信方式(5G方式)の基地局向け後術として、高周波数帯で大容量通信を可能にする超多素子アクティブ·アレイ·アンテナ(APAA)と、このアンテナを複数組み合わせてデータを並列伝送するブリコーデイング技術を連携させて、新しい「マルチビーム多重技術」を開発した。都市部などの混雑した街中でも快適な通信ができるよう、現行の移動通信方式4Gより約60倍高速な20Gbps以上の伝送速度が実現できることを、計算機シミュレーションで確認した。2018年度にはシステム実証を行い、2020年度以降に実用化を目指す。