東北大学東北メディカル•メガバンク機構 宮城と岩手住民約15万人のゲノム解析 スパコンの本格運用開始

摘要

東北大学東北メディカル•メガバンク機構(ToMMo、山本雅之機構長)は、東日本大震災の被災地を含む宮城県および岩手県の住民約15万人から提供きるゲノムの解析などを行う、スーパーコンビュータシステム「大規模ゲノムコホート解析システム」を、7月から本格的に運用開始した。ToMMo(Tohoku Medical Megabank Organization)は、岩手医科大学と共同で進める東日本大震災の被災地の復興支援事業「東北メディカル•メガバンク計画」の一環として、日立製作所が開発したスパコンシステムを活用し、被災地住民一人ひとりの特性に合わせた疾患の治療や予防を行う、個別化医療および予防の実現を目指している。